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2008年8月27日 (水)

KOBAN

東京で面白いものを見ました。警察の派出所に「KOBAN」と書かれてありました。はじめて見た時、反射的に「小判」⇒「骨董屋」だと思ってしまいました。外国人なら警察だなんてぜんぜんわからないでしょう。

なにか理由があるのだろう、とWikipediaにあたってみると、英語圏のPolice Boxと日本の交番は異なるものだから「KOBAN」と記してあるとのこと。

でもね・・・そのこだわりは理解できるのですが、緊急時に重要な役割を果たす警察派出所がわかりづらい表札を掲げているのはどうなんでしょう。機能の差異より、誰でもすぐわかることが大事かと。優先順位が間違っているように思うのですけど。日本にも時々変なモノがあります(笑)。

2008年8月26日 (火)

とにかく英語ってのは

今日はある受講生と英語学習談義になりました。この方はご主人のバンコク転勤前に日本のベルリッツで一ヶ月集中レッスンを受け、来タイ後はAUAで勉強された方です。AUAでははじめ一番低いクラスに振り分けられ、そこから頑張って全レベルを修了したそうです。

その方がしみじみ話していたのは、「学ぶ側が反復練習しない限りどうしようもない。でもその反復が一人ではなかなかできないんですよね。」ということでした。その通りなんです。

いろいろな学習法を経験した人はだいたい同じことを言います。結局、練習した人がうまくなる。やらない人は話せない。学習法を追求したことのない人の中にはネイティブ教師に執着したり、うまくならない理由をほかに転嫁したりします。

良い意味でバカになってひとつのやり方、ひとつの教材を工夫して徹底的にやり込んだらそれなりの力が身につく。日本は恵まれすぎています。教材がひとつしかなかったら、それをやり込むしかないですものね。少ない教材で英語を話せるようになった外国人がたくさんいる。日本人はたくさん教材を持っているけど話せません。

2008年8月25日 (月)

タイ語学習 その2

「タイ語学習 その1」の続きです。

この私塾では6ヶ月間タイ語を学習しました。一日4時間、週5日ですから、約500時間のレッスンを受けたことになります。(ESTの一日1.5時間、週一回の英語レッスンだと7年分?!) その結果、同じレッスンを同時間数受けていても、日ごろタイ語を話している人と話していない人とで会話力に大きな差が生まれました。

仕事で日常的にタイ人スタッフと話している男性会社員は、先生からの問いかけに対しとっさに受け答えができるようになっていました。ただし、長いセンテンスや込み入った内容を話すことはできません。学校で文章読解を勉強してはいるものの、長いセンテンスで話す練習はしていないからです。授業中の会話は短いセンテンスを適当につなげれば十分キャッチボールができますし、先生は言わんとすることを汲み取ってくれます。ロングセンテンスをトレーニングをする必要はないわけです。また、かなりの数の単語を学習し読解についてはそれなりにできるようになっていますが、複雑なことや難しいことは言えません。読んで理解できるボキャブラリーと会話でとっさに使えるボキャブラリーは質が違うからです。それでも日ごろよく使うベーシックな公式(=構文)と単語のリスニング&スピーキングは実践で鍛えられていますから簡単なことであればほぼ反射的に言えます。タイ語をまったく話せない人から見るとペラペラに見えるわけです。

次に無職男性組ですが、この組の中でも夜遊び組は男性会社員組と同じようなレベルに達していました。本人いわく、「発音がなかなか通じないけど相手の言っていることはなんとなくわかる。自分の話しているタイ語が正しいかどうかよくわからないけどまあまあ通じてると思う。」ということでした。このレベルの人も話せない人にはペラペラに見えます。一方、夜遊びしないでタイ人の友人と時々話す程度だった私はどうかというと、いつも考えながら、そして不安を抱えながら話していました。何が不安かというと、全部(笑)。センテンスの組立てから使う単語の選択から発音からリスニングにいたるまで全部。そして話すスピードの遅いこと遅いこと。発音が悪いこと悪いこと。通じないこと通じないこと。それなりに知識は持っているのだけれどうまく使えない・・・。英語が話せなかった20年前の自分に近いものがありました。

学生組も同じです。母国でタイ語を専攻し社交的だった人はタイ人との会話を楽しめるようになっていました。しかし、シャイな学生のほうは学習したことが知識レベルにとどまり会話に苦労していました。

主婦組もみなさんまじめに勉強していたようですがリラックスして会話を楽しめるまでにはいたらず、たまにタイ語を使って通じたらうれしく感じるレベルだったようです。「知識はあるのに話せない」 これが私も含めた共通の思いでした。

これを読めばわかるとおり、外国語を話せるようになるには『話す経験値をどうやって上げるか』、つまり、『基本センテンスをいかにして言い慣れるか』が不可欠なキーとなるわけです。どんなに優れたメソッドでどんなに優れた先生から教わっても、黙読暗記や読解に偏った学習をしている限り話せるようにはなりません。わかっているとは思いますが、この事実をもう一度頭に刻み込む必要があります。

そして日常生活で外国語を話す機会がない方、おそらく学習者の大部分がそうだと思いますが、そういう方は学習方法に即刻話すトレーニングを取り入れること。おっくうがらずに基本構文を何度も反復して言ってみることです。それも10回や20回などというあまっちょろい回数では効果がありません。時間のムダですからやめましょう。口の動きがなじみ、構文の意味・仕組みをしっかり理解し、自分の中で「こんなの当たり前。楽勝♪」と思えるまで回数と日数をかけて反復復習すること。それができて初めて「自分はこの言い方をモノにした!」と思える感覚を持つことができます。できないのであればいつまでたってもたどたどしく話すしかないでしょう。母国語以外の言葉をある程度流暢に話せる人はすべて実戦の場数を踏んでモノにしたか、徹底的に言うトレーニングをしたか、あるいはその両方を並行してやってきた人です。例外はありません。

日常会話レベルで良いのであれば外国語なんて簡単なんです。とにかくセンテンス組立の基本を徹底的に反復トレーニングすること。あきるぐらいにしつこくやって、その上で上位レベルの単語を増やしていけばよいのです。そしてこの確固たるベースがその後、リスニング力やリーディング力に生きてきます。ベースがなければいくら高度なことをやってもずーっと不安なままです。やるからないかは本人次第。やれば必ずできるようになります。トレーニングはウソをつきませんから。

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