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2009年2月16日 (月)

言って探ってまた言って

英語レッスンはクーラーの効いた部屋で飲み物を飲みながらいすに座ってできるからラクというイメージがあるかもしれません。たしかにその通りで、炎天下の肉体労働や外回りの仕事より肉体的にはラクでしょう。でもそれはそれで局所的にはけっこう負担が大きい部分もあります。

私が感じる負担は声を出すことですね。レッスンにもよりますが、ほとんどの場合、大きな声でずっと話しています。説明から発音の見本まで止まることなく。おそらく生徒さんは教材のセンテンスを何度も音読していることでしょう。しかし教材を一番復習?しているのは講師である私かもしれません。

中級者の場合はネイティブ発音の抑揚とスピードを感じてもらうためにCDを使う機会も多いです。しかし初級者には生の声で、大きな声で、はっきり抑揚をつけて見本を見せてあげたり話しかけてあげたりした方が記憶に残りやすいのです。平坦な言い方では音声記憶が残りにくいですから、時には顔つきや身振り手振りのアクションをつけて印象に残りやすいように言います。そうやって見本を見せながら生徒の話し具合と表情に耳を傾け問題点を探ります。弱そうな部分を見つけたらそこに焦点を当てた質問や例文を、寄せては引く波のように繰り返しぶつけ、また探ります。そうやって弱点に対する生徒の確信度を徐々に上げていきます。

レッスンの最中はこちらも非常に集中しています。アドレナリンが相当量出ているのでしょう。あまり疲れを感じません。というか、アドレナリンが圧倒的なパワーで疲労を抑え込んでいます。でもレッスンが終わり緊張が解けると、肉体的にも精神的にもどっと疲れが出ます。これは30分後の次のレッスンへの移動中に8割がた解消しますが(バイクの運転が良い気分転換になっています)。それでもやはりレッスンが3連続するといかんですね。4コマ目のレッスン途中でエネルギーが切れそうになるのが感じられます。それがわかっているので午後の時間に休憩時間を取るようにしています。しっかり休んでエネルギーをためてから夜のレッスンに臨みます。

レッスンを始める前、ずっと以前は人にモノを教える仕事ってラクでいいなと思っていました。でも本気で取り組んだらラクな仕事なんてどこにもないですね。本気でやるだけ面白いんですけど。そうやって生徒さんにも喜んでもらえたら最高ですね。簡単じゃないですけどね。

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